繊細な日本人に必要な鈍感力を高める


日本人は自分も含めて、他人の気持ちに繊細過ぎるかな。


この性質が伸びたのは教育の影響が大きいです。


幼稚園から集団行動を徹底して教えられて、
個より集団を優先するように指導させられてきました。



前へ倣うこと。
1人だけ勝手なことをしないこと。
列を乱さないこと。
グループを素早く作ること。


そうやって集団、集団としているうちに、
他人の気持ちを考える良さから、
他人の気持ちを考えすぎる悪さに変わっていったような
気がしています。


他人の気持ちを気にし過ぎていると、
自分が思うような行動をとれなくなってきます。


他人を傷つけたくないからと言えば
もっともらしいことですが、
よく考えてみれば、
他人ではなく、自分を傷つけないような
予防線だという気がします。


他人を傷つけないではなく、
変わった人だたとか、冷たい人だとか
思われたくない自分がいて、
その自分像を守るために
他人の気持ちを察し続ける。


そうやって生きるのは周囲から見れば
日本人らしさの現れで、
外国人は褒めてくれたりもします。


しかし、生きている自分自身は
どこか本音ではない建て前で生きる
生きづらさを感じていて、
それが閉塞感につながり、
心から湧き出るエネルギーを感じることなく
一生を終えてしまう。


世の中で成功している人たちは
どこか一本ねじが外れているようなところがあります。

他人の気持ちも大切ですが、
自分の情熱を最優先しています。


どこか鈍感になる方が
人生は幸せに生きることができると思います。


日本人に大切なこと、
自分にとっても大切なことは
鈍感力を身につけることだなと思うのです。

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