終わりなき「欲」と「足るを知る」ということ


もっともっと。


生きていると、「欲」がどんどん生まれてきます。


もっと子供には賢くなってほしい。
もっと家庭が裕福になってほしい。
もっと良い車が欲しい。
もっと良いカバンが欲しい。
もっと痩せたい。

もっと、もっと、もっと。



そうやって、
その「もっと」のために1日の時間を費やすことになります。

そうやって1週間、1か月、1年が過ぎていき、
気が付いたら数年経っていき、
10年経っていき、
あっという間に老人になる日が来るかもしれません。


「欲」をもつことは進歩のためには必要なことではありますが、
その「もっと」は本当に自分が心から欲しい「もっと」だったのか。


そこを見誤ってしまえば、
なんだかわからない社会から植え付けられた「もっと」のために、
1度しかない人生を消耗して終えてしまうことにもなりかねません。


足るを知る。



昔からある使い古された言葉ですが、
私が好きな言葉です。


今ちょっと立ち止まってみて、
自分の心の中にある「もっと」は
本当に人生に必要不可欠な「もっと」なのか。


そこを問いかけることが
よりよい生き方につながると思うのです。

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