テレビを見ていると
ある事件などがあったときに
街角インタビューをしている場面が出てきます。
そのときの意見を聞いていると、
本当にそう思うの?
ということがよくあります。
例えば、
消費税がアップすることについて
どう思いますか?
と聞かれたとします。
消費税が上がったら、
消費欲が下がって、景気が悪くなるだろうから困ると思うなんて、
サラリーマンが語っている場面がありました。
本当?
消費欲ってそこまで下がるの?
今まで消費税は何回か上がってきたけど、
消費欲が下がった?
結局、慣れてきていつも通りになっていないか?
消費欲が下がると景気が悪くなる?
今は景気が良いの?
消費税を上げるのはなんのため?
消費税を上げることでどんなメリットがあるの?
考えることは芋づる式に出てきます。
そのようなことを検討した上で、
はじめて賛成なのか、反対なのか
という議論ができるのかなって思います。
簡単なインタビューなので、
そこまで考える必要は無いでしょうけど、
消費税なんて自分に直接関係していることですら、
困る、困らないレベルでしか考えていないのだとしたら、
それは政治家に正解と思われる道を考えてもらうしかないです。
それってかつて悪政で行われてきたことで、
国民はできる限り考えないで、
ただ決まりを守って生産活動に従事してくれていたらいいというものと似ている気がしています。
一人ひとりが考える力を高める。
そのためには、適当に発言する前に、
自分の頭で本当にそうなの?
と疑ってみる。
そんなことが生きる上では大切になってくるのかなって思うんです。
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