個性的でありたい人へ

個性的でありたい

個性的な人でいたい。
そう考える人がいるし、
自分も若い頃って個性的でありたいなって考えたことがありました。


でも、歳を重ねるに従って、
個性的ってのは自分から求めるようなものではなくて、
自然と他人から言われるだけのもの
なのかな
って思うようになりました。


というのも、自分の考え方、趣味嗜好なんて、
どんどん変化しているからです。


一瞬で変わることもあれば、
何年もかけて徐々に変わってくるものもあります。


だから、個性ってのは、
どんどん変化していて、
固まったようなものじゃない
って考えています。


ただ、自分と他の人が考え方が違うことは理解しているし、
見た目も違うことも理解しています。


では、自分は個性的かと言われたら、
それは当然個性的だし、
世の中の誰もが個性的だって思います。


昔、ガングロなんてあったけど、
あれが個性的か?と言ったら、
けっこうな人数いたんで、
別に個性的じゃないかもしれません。


ただ、目立っていただけで、
むしろメイクを落とした顔の方が
他人との違いがはっきりして個性的だったかもしれません
よね。


だけど、ガングロにすることで、
そのチームというか仲間に所属することになるから、
ちょっと個性的じゃなくなっているんじゃないかなって思います。


個性的ってのは、
いつも変化しているし、
その変化を自分で知っていて、
その変化に自然と従っている状態を言うのかな。


どうなんでしょう?
ただ、個性的って言葉に逆にとらわれて、
自分の自由が奪われているようなら、
そんな言葉はいらない
って思います。


小川君らしいよね。
なんて言われて、
へへへなんて笑っている場合じゃなくて、
そんなのは他人が見た自分の超一部分です。


その期待に固められて、
その期待に沿って生きるようになってしまったら、
それは個性的じゃないです。


だから、個性的ってのは、
個性的という言葉を完全に忘れて、
自分が好きなように生きること
なんじゃないかな。
そんなことを考えていました。

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