小学校で公式の成り立ちを考えるから苦手な子が生まれる

前々から思っていたんですが、
学校で教える人って基本的に勉強できるんですよね。


で、教科書を書いている人も勉強ができるんです。


その2つが合体して授業をしたときに、
勉強が苦手な子がさらに苦しむ展開になることがあるんです。


円の面積なんて、
半径×半径×高さ÷2でいいんですよね。


とりあえず、これを覚えて計算でいないと
何もスタートしないんです。


で、この円の面積が使えることで、
これから中学、高校、大学と
より高度な思考が求められる段階で
思考力を磨くことができるんです。


小学校の段階は上位の学校で
思考力を高める学習をするための
道具を習得する段階とも言えるんです。


でも、小学校の先生は
この場所で完結して思考力を高めようとするから
円の面積を小難しくして、
苦手な子が道具を習得できないで学年を上がってしまう
ということが起こってくるんです。


円の公式をどうやって求めるのか
ということに時間を割けば割くほど
苦手な子供たちは苦しみ、
得意な子たちは塾で習っているから、
既存の知識を披露する場所になってくるって側面があるんです。


とりあえず、
小学校の段階は、
小難しい公式がどうしてできたのか?
というところに価値を置きすぎないで、
問題をしっかり解けるようになるところに
もっと時間を使った方が良いって思うんです。


小、中学校は道具を手に入れる段階。
その道具を使って高校で既存のモノづくりをして、
大学になって新しいモノを発明する
といったイメージでしょうかね。


そんな感じで学校教育をとらえています。

0 件のコメント:

コメントを投稿